パパラボの2次元色彩計は、従来の分光方式での色を正確に捉える方式と比べて、対象物の色と質感を合わせて評価します。これまで熟練の検査員が行っていた目視検査に代わる新しい測定システムです。2次元色彩計の活用例をご紹介します。
建設
建設業界では2次元色彩計を用いて木材、タイルなどの壁材や床材など様々な素材の色を測定し、データを元に品質管理することができます。
自動車・輸送機器
自動車業界では非接触および広範囲での撮影ができるため、フリップフロップの数値化も可能です。フラット照明でマルチアングル撮影をすることにより、アルミフレークやパール顔料を用いた塗装も人の目が感じる色、質感と近い評価関数を導くことも可能です。
包装・容器・紙
商品のパッケージ印刷でも、2次元色彩計はその効果を十分に発揮します。カラーパッチなしで絵柄を合わせられ、店頭に商品が並んだときにロット違いによるパッケージの色ズレを防ぐことが出来ます。
食品・飲料
食品・飲料業界では食品の持つ質感(デコボコ、ツヤツヤ等)を含んだ色の測定が出来ます。 食品の研究開発や焼きムラの測定、インラインでの検査など多岐にわたっての活用が期待できます。
化粧品・日用品
例えば化粧品では、2次元色彩計を用いることで肌の色はもちろん化粧後の肌のハリや質感、油分の具合にいたる微細な変化まで、見たままの様子を正確に捉え、画像データとして分析可能になります。