活用事例 食品

形に違いがある物、液体でも測定可能

食品の持つ質感(デコボコ、ツヤツヤ等)を含んだ色の測定が出来ます。
食品の研究開発や焼きムラの測定、インラインでの検査など多岐にわたっての活用が期待できます。
質感を含んだ色比較は、検査箇所の色分布測定とその分布の一致度を測定します。

STEP1:基準画像の撮影

溶けていない状態のアイスクリーム基準品となる食品を撮影します。
過去に撮影した基準品画像を読み込むこともできます。

STEP2:検査画像の撮影

数分経過して溶けた状態のアイスクリーム検査する食品を撮影します。

STEP3:撮影した画像の検査したい範囲を指定

測定したい箇所の設定STEP2で撮影した画像上で検査に適した大きさで検査範囲を指定します。

STEP4:色分布のズレを確認

STEP3で設定した範囲の測定を行います。
基準品・検査品の色分布が表示されます。
質感を含んだ色の違いは弊社独自の評価方式「色分布一致度」で表示されます。

「アイスクリームの溶け具合」
アイスクリームが溶けていない状態を基準とした時の2次元色彩計と時間経過の相関グラフ

色度図3D解析機能を利用した解析

画像内の白い枠で囲まれた部分を対象に行った測定結果をL*a*b*3次元空間上に表示します。卵ありと卵なしの時で分布の形状が大きく変化していることや
卵ありの分布に対して卵なしの分布は左にシフトしていることが分かります。



製品情報


PPLB-400
卓上型2次元色彩計

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