活用事例 化粧品

忠実な色データを元に測定

従来のカメラは、人の肌色を正確に写すことが不得意な為、例えば基礎化粧品による数週間のモニタリング後の効果を検証評価できませんでした。
2次元色彩計では、肌の色はもちろん化粧後の肌のハリや質感、油分の具合にいたる微細な変化まで、見たままの様子を正確に捉え、画像データとして分析可能になります。

自社独自の評価基準を設定

肌質やメイクの効果をどのような基準で評価するのかをあらかじめ解析ソフト(オーダーメイド)に組み込みます。評価基準を関数化すれば、撮影した画像の色データを元に化粧品の研究開発や製品評価に役立てることが出来ます。

STEP1:メイク前メイク後の顔を撮影

2次元色彩計でメイク前の顔を撮影します。
過去に撮影した画像を読み込むこともできます。

STEP2:測定範囲を指定

STEP1で撮影した画像の検査したい箇所を任意の大きさで囲みます。

STEP3:メイク前とメイク後のそれぞれを評価

前準備で設定した評価関数に従い、解析ソフトがSTEP2で指定した測定範囲の肌評価点数を導きます。

色度図3D解析機能を利用した解析

メイク前後の肌を測定しその結果を3D空間上に表示します。
メイクをすることで反射の仕方が変化するため
L*a*b*空間上での分布の形状も変化しています。